筋肉トレーニング方法!自宅で筋肉がつくトレーニング(筋トレ)


胸郭
構成する骨
胸郭は、胸骨、肋骨、胸椎からなる。

名称の確認
胸郭上・下口
肋骨弓
・胸骨下角
成人で70〜80度.
胸郭示数 =(胸矢状径/胸横径)× 100
この示数の大きさは,四足獣>胎児>子供>成人の順である。
鎖骨の退化した大型有蹄類では腹鋸筋(前鋸筋)によって体重(前半)を効率的に支持するため胸郭の前部は極めて幅が狭く縦長である。
水棲獣では体重支持から解放されるため、胸郭は円形に近い。
成人では胸郭のかたちは前後に偏平であり、このことと、胸椎の後弯は胸郭の重心が前に出過ぎないようにすることに役立つ。

胸骨
・胸骨は3部に分けられる
胸骨柄、胸骨体、剣状突起
・鎖骨切痕は何関節をなすか?
胸鎖関節
・胸骨角の位置
 この高さには第4胸椎と第5胸椎の間の椎間円板がある。
 この高さで気管が左右の気管支に分岐する。
 この高さで大動脈弓が始まる(上行大動脈->大動脈弓の移行部)
 この高さで大動脈弓が終わる(大動脈弓->胸大動脈の移行部)
 胸骨のこの位置の両側に第2肋軟骨が付着している。
 胸骨角は生体で容易に触れることができるので,これを目安に肋骨(肋間隙)を数えることができる。
・剣状突起骨化時期は極めて遅い(中年期)

肋骨
肋骨は軟骨が骨化したものであるが、前部に軟骨が残っており、肋硬骨と肋軟骨に分けられ、肋軟骨は胸骨に連結する。肋硬骨の骨膜は厚い。
12椎の肋骨のうち
上位7対は直接胸骨につき真肋
下位5対は1対上位の肋骨につき仮肋
下位2対は浮肋と呼ばれる。
・上位と下位の肋骨の特徴
弯曲は上位ほど半円形をしている。下位のものほど弯曲は弱い。
肋骨頭の関節面は球面のに近い。上位の肋骨のその部のかたちは楔形である。楔形の関節面は胸椎の半円形の肋骨窩に対応する。
・左右判別
 第1肋骨の上面には肋骨体の中央あたりの内側寄りに小さな突起(前斜角筋結節)がある。この前後には2条の浅い溝がある(前の鎖骨下静脈溝と後の鎖骨下動脈溝)。  第2肋骨の上面の外側寄りにはざらざらした弱い高まり(前鋸筋粗面)がある。その内側には肋骨溝に相当する浅い溝がある。  その他の肋骨では、上縁は鈍く、下縁は鋭い。下縁の内側には肋骨溝がある。
肋骨角鎖骨、下動・静脈溝(第一肋骨の)前斜角筋結節(第一肋骨の)をそれぞれ確認すること。
肋骨頭 ----肋骨頭関節
肋骨結節----肋横突関節
上の二つの関節をあわせて肋椎関節という。
・第11、12肋骨では肋骨結節は不明瞭であり肋骨頚、肋骨体も区別しにくい。
・肋椎関節の運動
 下位の肋骨ほど可動範囲は大きい。胸式呼吸で吸気時に剣状突起は前上方にスウィングするように動き、安静時に前下方に傾斜している肋骨は吸気時には水平に近づくため吸気時には胸郭の矢状径は大きくなる。
・肋骨溝
 この溝を肋間神経・肋間動・静脈が走るが第11、12肋骨では肋骨溝は不明瞭である。
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