肩こり
一般的な肩凝りは僧帽筋、菱形筋、肩甲挙筋などがこわばった疲れによる不快感です。


要因として
姿勢不良
冷え
女性に多い筋力低下
血行不良⇒筋肉の疲労⇒筋肉の収縮⇒血行不良
椎間板の老化(20過ぎには始まっている)
椎間板のクッションが弱くなり、関節の安定も悪くなると、知覚神経⇒脊髄⇒肩甲骨周りの筋肉の反射的収縮。
胸郭出口症候群
 なで肩の人に多く、腕や手先の冷感や小指の痺れなどがみられます、よほどのことが無い限り手術は行われず。
 まずはつらい動作を避け、ストレッチやマッサージ、筋力トレーニングなどを行うことで改善をはかります。


他に原因はないかチェックしましょう
・咬み合わせはよいか
・合わない眼鏡をしていないか
・頚椎の病気はないかなど。
・内科疾患によるもの。
 すい臓炎や胃潰瘍などの疾患
  左の肩凝り
 胆のうや、十二指腸潰瘍
  右の肩凝り
 心筋梗塞、狭心症など
  左肩凝りに加え左前胸部から左上肢痛


対処と予防
肩凝りの多くは前屈みの姿勢や静的な筋肉の作業がある場合におこります。
これは、大きな動作では血行は促進されるのに対し、動きが小さく筋肉の緊張時間が長ければ、血行は阻害され、疲労は溜まりやすく、首を前屈させ肩を固めての手先を使っての作業では項部頚部の筋肉に加え、肩甲骨周囲の筋肉は始終緊張し、疲労状態に陥りやすいためです。
ただし、筋肉の硬さの数値がそのまま肩こりではないようです。(個人では硬いときのほうが凝っている傾向にあります。)


頭痛と肩凝り
緊張型頭痛は、頭痛の原因の70〜80%を占め、日本では2200万人以上の人が悩んでいるといわれています。
男女の差はなく中高年の人に多いといわれています。症状は毎日続くものから月に数回と頻度はさまざまなようです。
 内服薬(鎮痛剤)は効きにくく、処方される薬は主に筋肉の緊張をときほぐす筋弛緩剤というものです。
 緊張型頭痛は生活習慣病ともいわれ、鎮痛剤よりもむしろ日頃からの地道な対策が大切のようです。
以下を参考に、予防されることをおすすめします。
・筋肉(肩から首)の負担を軽くする(調理台や椅子の高さ・枕の高さの工夫)
・筋肉の血流をよくする(物理的に温湿布)
・筋肉のマッサージ、指圧など試みる、体操(肩凝り体操・ストレッチ・散歩・水泳・ジョギングなど)
・入浴や適度なアルコール
・ストレス解消

 肩こり予防のためには、自分に合った方法を見いだし、上手くコントロールすることが治療の第一歩です。
身も心もリラックスする方法が大切です。
普段から首を前に倒さない工夫、保温、肩周辺の運動やマッサージ等を行いましょう。





氷川台接骨院(東京都練馬区の治療院)
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