それは宇宙飛行士、オリンピック選手のものだった。


『EMSの歴史』

今や体型の改善だけでなく、便秘の改善、腰痛の予防などに使われるようになったESMですが、その本格的な理論は、1960年代にヨーロッパで開発されたレジスタンストレーニングから始まりました。
 1972年ミュンヘンオリンピックで旧ソ連選手の筋肉増強に使われ脚光を浴び、(初期は宇宙飛行士の筋強化に使用。のちにオリンピック選手に使用)それから、各国で本格的な研究やマシンの開発が始ったのです。


『ESMでの運動の仕組み』

 通常筋肉は、脳の制御によって限界まで使用される事はありません。
 しかし、EMSは脳の制御によらないため、筋力の限界まで使う事が可能になります。
 疲労感によって運動を止めることもないので、効率的な筋肉運動が可能なのです。
 中周波を干渉させて、低周波(50KHz)を作り出す事が特徴で、筋肉内部に強力な運動を少ない痛みで行なう事が可能になります。

『リバウンドがない!』
 脂肪は筋肉の中でしか燃焼しないということを知っておいて下さい。
 EMSで、電気的に筋肉運動をさせることと、その後、傷められた筋肉の回復し発達する過程でも脂肪が使われます。
 これらの筋肉増強によって基礎代謝が上がり、太りにくい体質にする狙いも あります。
 いわゆる贅肉は、ご存じの通り余ったものをためているいるのです。
それを消費するには、食べる量を減らすか、消費量を増やすしかありません。
 食事制限を極端に行ったダイエットもかなりありましたが、無理な食事制限により脂肪を燃焼させる筋肉を失うことと、飢餓状態と感じた体が脂肪を蓄積しようとしはじめるから、1ヶ月で体重の5%以上減量をするとリバウンドが来るとも言われており、体の機能を害する事もあります。

『実際のの効果』

 個人差がかなりあるのは事実ですが、10回でウエストが7センチ程度細くなる方もかなり多いのですが、20回で3センチ程度の変化の場合もあります。
 しかし実際、運動もあまり出来ず、しかも痩せなくてはならないジレンマの方にとっては、このEMSは最適なトレーニングマシンでしょう。
 色々なダイエットに手を出すよりははるかに安価で効果を得られると思います。
 また、ウエスト回りのダイエットを重視するのは、体型だけでなく内蔵脂肪型を減らしたり、便秘の改善、腰痛の予防など、健康的なダイエットを行う意味もあるのです。

EMSが効きにくい方
 EMSは今や家庭用のものまで出回るほど有名になってしまいましたが、すべての方に有効かと言うとそうではありませんし、1万円程度の商品では本当のEMSではないものも多いそうです。
 以下にESMが効きにくいと思われる例をお知らせしておきます。
●遺伝及び体質が原因の肥満の方
●ホルモン剤などを飲んでいる方、飲んでいた方(ホルモンバランスの崩れている方)
●自律神経が不調な方(ストレス等も含む)
●電気が筋肉に届かないほど極端に脂肪の厚い方
●継続力のない方
などです。
 
氷川台接骨院(東京都練馬区氷川台の治療院) 東京都練馬区氷川台3-24-23