知っていますかインナーマッスルの重要性
目次
インナーマッスルとは
肩痛の原因
股関節の安定
黒人の腸腰筋は3倍!
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インナーマッスルとは

身体の表面から見えない深部にある筋肉をインナーマッスルと言います。
 見えないだけに普段意識されることもない筋肉ですが、多様な動きをする関節を安定させ、日常的にかなり使われる筋肉なのでここで代表的なインナーマッスルの重要な働きを理解してしまいましょう。
 尚インナーマッスルの調整などに、興味のある方はスタッフにお問い合わせ下さい。
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肩痛の原因?

 肩では大きな筋肉(大胸筋、広背筋)が肩を内旋させる作用をもつため、これらが力を発揮するような動作では、インナーマッスルである外旋筋群が拮抗して肩関節を安定させ、また三角筋などによって腕を挙げるるときに、外旋筋群がはたらいて、肩の上方へのずれを防いでいるます。
 これらの外旋筋群の筋力が低下すると、腱や滑液包に炎症が生じやすく、肩痛の原因となると考えられています。
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股関節を安定させる筋群

 股関節でも、臀部の比較的小さな筋肉たちが、関節を安定させる上で重要な役割を果たしています。
 かつて橋本聖子選手が原因不明のスランプに陥り、長期間悩んだ末にカナダの専門医に診てもらったところ、スランプの原因は、梨状筋の肉ばなれだったそうです。
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黒人の腸腰筋は白人の3倍!

 骨盤の内側にある腸骨筋と、腰椎から始まり骨盤の表面を通って大腿骨に至る大腰筋を合わせて腸腰筋と呼びます。
 これらは、内臓と脊椎の間にあることから、深部腹筋群とも総称されるインナーマッスルです。
 大腰筋の筋断面積は、黒人が白人に比べて3倍以上も大きいそうで、スプリンターの筋系をMRIで調べた国内の研究からも、腸腰筋が発達していることが示唆されています。
 腸腰筋は、股関節屈筋ですが、同時に、骨盤を前傾させる作用、腰椎のS字型を維持する作用を併せもつので、走行中に体幹を安定させながら骨盤をコントロールし、大きく強いストライドを生みだす原動力となっている可能性があります。
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重要な割りに忘れられがちなインナーマッスル、インナーマッスルの調整などに、興味のある方はスタッフにお問い合わせ下さい。